2020年2月29日～3月1日に開催を予定しておりました、第31回経食道心エコー講習会につきまして、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）拡大を鑑み、中止を決定致しました。
ご予定いただいた皆様には誠に申し訳ありませんが、厚生労働省の行政的な勧告を参考に、感染の拡大を防止するため、苦渋の決断と致しましたこと、ご理解いただけければと存じます。

中止に伴い講習会の受講費用は返金とさせていただき、参加点数に関しては、今回受講登録され、入金済みの方は特別措置として点数を付与させていただきます。交通や宿泊、その他のキャンセル費用に関しましては、誠に恐縮ですがご負担できませんのでご了承下さい。
何卒、宜しくお願い申し上げます。

以下、野村理事長より
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新型コロナウイルスによる肺炎をめぐり、厚生労働省は2月16日専門家会議において『（国民の）不要不急な集まりの自粛を検討する必要がある』などの合意がなされました。
この『不要不急の集まり』の定義について専門家会議の座長は『感染が起きやすい行動を避けていただきたいという趣旨。自粛を強制するものではないが、国民の皆さんにそういう意識を持っていただきたい』『新年会を行うとか、送別会を行うとか、そういったところが不要不急。今はスカイプであるとか電話会議というものを使えば、遠隔地であっても会議はできるわけですから、そういったものを活用して会議を行う形も不要不急な集まりを避けるような行動になる』とコメントされております。
上記の内容の実務的な解釈は難しく、日本心臓血管麻酔学会としては、役員や会場担当者、顧問弁護士とも相談しながらDVD やe-learning講習などの検討も重ねてまいりましたが、各施設の方針もあり講師の先生方の参加も難しい状況です。

苦渋の決断として厚生労働省の行政的な勧告を参考に、感染の拡大を防止するため、今回の講習会は中止とすることにいたします。

ご不便をおかけしますが、新型コロナウイルスを取り巻く社会情勢は日々変化しており、みなさまにおかれましては健康に留意していただくようにお願いします。

なお、今後の講習会や学術大会におけるTEEセミナー等については新型コロナウイルスの収束状況を鑑みながらみなさまにご連絡致します。
以上、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2020年2月20日

一般社団法人 日本心臓血管麻酔学会
理事長　野村　実
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